ポークソテー、きのこと栗のクリームソースとドイツの赤ワイン

秋の気配を感じ始めた10月半ば、あらかじめマイコさんから口頭で伝えられていた「ポークソテー、きのこと栗のクリームソース」に合わせたい3本のワインを持って檸檬の実に伺いました。

厚切りのポークソテーに栗のほくほくした食感とキノコの歯触りが心地よい旬の食材の魅力溢れるクリームソース、添えられたローズマリーは檸檬の実を象徴するハーブの一つです。これぞ「秋の檸檬の実」という一皿!

今回私が選んだのは、
①ルーマニアの白ワイン(樽熟成したシャルドネ)
②ドイツのロゼワイン(ピノ・ノワール主体のブレンド)
③ドイツの赤ワイン(シュペートブルグンダー、ミディアムボディ)
の3種類です。

実際に合わせてみると、どれも美味しいのですが中でもドイツの赤ワインとの相性が抜群に良くて驚きました。

ドイツのシュペートブルグンダーという品種はピノ・ノワールのドイツ名です。
シュペートブルグンダーのワインは森の果実のベリー系の香り、アーシーな要素(土っぽいといった感じ)もあり、しみじみと果実味、旨味を感じられるものが多い印象です。
個人的にはキノコ類や根菜類との相性が良いと思っていて、今回のメニューのキノコと栗にもばっちり合いました。もちろん、ポークにも。
シュペートブルグンダーは重くない味わいの赤ワインが多いので、秋にぴったりのワインだと思います。

檸檬の実のお持ち帰ランチでキノコや栗や根菜類のメニューの時には是非シュペートブルグンダーの赤ワインと試してみてください♪お薦めです!

おまけ

デザートには無花果のパフェを♪
檸檬の実でこれが目に入ったら食べずにはいられません!新鮮な無花果が贅沢に丸ごと乗っていて、それに私はなんと言っても檸檬の実のパフェのゼリーの固さが絶妙で大好きなんです。マニアック?いえ、きっと共感してくれる人はいると思います。
これはドイツのロゼワイン、ピノ・ノワール主体のブレンドでジューシーで果実味のバランスが良い辛口のロゼと一緒にいただきました。パフェと色合いもぴったりです♪

ここまで読んでいただきありがとうございました。最後に今回登場したワインのご紹介です。

①ルーマニアのシャルドネの白ワイン
Anima Chardonnay 2014
生産者 : Sahateni Winery
輸入元 : ユーロアジアトレーディング株式会社

②ドイツのピノ・ノワール主体のロゼワイン
Becker Petit Rose 2018
生産者 : Weingut Friedrich Becker
輸入元:ヘレンベルガー・ホーフ株式会社

③ドイツのシュペートブルグンダーの赤ワイン
Spätburgunder Gneis 2016
生産者 : Freiferr von und zu Franckenstein
輸入元:ヴァインベルク

初回の投稿にとても緊張しましたが、マイコさんが言ってくれたように「自由に」語らせていただきました。
次回の美味しいメニューもお楽しみに!


フルティー
千葉県生まれ。
高校卒業後に渡伊。ミラノの服飾専門学校ファッションデザイン科卒。帰国後はデザイナーアシスタント、アパレルショップマネージャー、アパレルインポーターを経て、2019年にワイン業界に転職し日々楽しくほろ酔いで仕事をしている。
決して酒豪ではなく、ただお酒の味が好きなだけ……だと本人は思っている。
Instagram @furuty_wine_and_more

 

のむ人

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