Interviews | File No.11

こがっち

Q1. はじめて檸檬の実を訪れたきっかけとそのときの印象は?

@artisav_jaipurのゆかちゃんが檸檬の実でポップアップをされていた時に、ゆかちゃんに呼び出されたことがきっかけでした。
印象は「佐賀」という共通項があったことが嬉しかったのと、イダさんと44という数字です。
初回は、たしかケーキをいただきましたが、食べ物よりも話に夢中だったように思います。

Q2. 檸檬の実で食べたいメニューは?

野菜のマリネにフォカッチャとスープ。スイーツでシナモンロールかバナナケーキ。
もともと野菜が好物なのですが、偏食気味なのでイダさんのお手を煩わせている方かなと笑。
スイーツは、バナナケーキが個人的にオススメです。

Q3. これからの檸檬の実に期待していることは?

食とアートの共存。
44画の運勢を貫かれること。
(かぞえる人参照。)

Q4. あなたが大事にしていることは?(人生、食、人との関係etc…)

あらゆる方面において、自己実現に努めること。
仲間内での美味しいご飯と会話。
ダシの摂取。

こがっちのファンタジーワールド

~取材おまけエッセイ~

「たべる人」file.11のゲストにお招きしたのは、「かぞえる人」でおなじみのこがっちです。

こがっちとは、これまでに何度か檸檬の実でお会いしています。
毎度可愛さとかっこ良さ、ユーモアの合わさった目にとまる着こなしで、ニコニコ且つ飄々とした雰囲気を放つおしゃれさん。
そして、姓名判断をされていることもあってか、物事の見方とその伝え方が的確なお人だなとひそかに思っていました。

さて、「たべる人」ランチで、こがっちがリクエストしたのは、野菜中心のメニュー。
新にんじんのスープは、あさりとベーコンをベースとしたセロリの葉たっぷりの温かいスープで、フウトウカズラ(コショウ科の植物)、花びらで美しく彩られていました。

それから、檸檬の実へ行ったらコレを食べて! とおすすめしたい定番の紫キャベツのマリネ、ピーマンのマリネ、しいたけのグリル、マッシュポテト、そこに今回は、パイナップルとパクチーのマリネの登場です。
ゴマ油、ナンプラー、コーレーグース、ガーリックオイル、ゴマなどで和えているとのことで、パイナップルの甘い果肉とパクチーの香りが合わさった夏っぽいくみあわせで、こがっちと目を丸くしました。

ゴルゴンゾーラソースのかかったネギのグリルは、かたわらにオレンジと白い花も添えられた優雅なひと皿。ネギもこんなよそおいになるとは思いもよらなかったでしょう。

デザートは紅茶とレモンケーキ。
しっとりしていてレモンの甘酸っぱさと香りがしっかり感じられる絶品レモンケーキ。
「なぜ、こんなにレモンの香りがするのです?」とイダさんにお聞きすると、直前にレモンシロップをかけたからなのだそう。
丁寧にもてなしていただいて、ありがたくてしみじみしちゃいました。

そしてこの日、心底びっくりしたのは、これまで何度も食べてきたフォカッチャに、なんとなんと、ジャガイモが入っていたことです。

できたてフォカッチャにナイフを入れたところ、ホッカホカの湯気とともに、ホロホロとマッシュポテトのようなかけらがこぼれ出てきました。
おや? と思い、「今日はジャガイモのフォカッチャですか?」とイダさんに確認してみると、「いつも入ってますよ」と衝撃のひと言!
知っているようで知らないことってありますよね。
今まで檸檬の実の料理をたくさん食べてきましたが、まだまだ知らないイダさんの工夫があちらこちらにちりばめてあるのだろうなと思ったのでした。

さて、こがっちのファンタジーワールドについて。
こがっちからは、蝶のイメージが浮かびました。
住まいは日本ではなく、インドあたりで世界の蝶の標本を作り、蝶柄のリボンを作って人気を博しているデザイナー。そんなファンタジーワールドが思い浮かびました。
これからも、こがっちのセンス全開で、ひらりひらり華麗に舞ってくださいね。

 

たべる人 こがっち
佐賀県出身。
16歳ぐらいから姓名判断に興味を持ち、現在は運勢のバランス、屋号、相性をみたり、命名相談を行っています。
詳しくは、Instagram@kazoeru_hito_kogaccy
または、kogaccy@gmail.comまで


構成・ちぎり絵:渡辺えみ
https://emiwatanabe.com

たべる人

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