片手かくれるほどの大きな
赤くてオレンジ色の鮮やかがはじける実
友人のお父様がいつも夏に届けてくださる
ほかにも
とまと
シークワサー
あおゆず
しょうが
と
たくさんいただいた。
切り分けながら思うのだ。
鮮やかをいただくというのは大事なことだと。
鮮度というのは
植物に気がつかれないように取り、切る
そんなことじゃないだろうかと最近おもう。
植物をいただく上で一番大事にしなければならない。
土も空気もない東京に来てくれた、自分のところに
来てくれたのだから
誠意くらいは持って植物にふれたい。
九州からお父様が届けてくださるものたちには
鮮度以外のものも乗っている。
思う気持ちを察しているのかいないのか
それは植物に聞かなければならないが
赤くオレンジ色の実をカラダにいれると
うまみと香り以外にも温かくなる気がした。
こんな美味しいんだねーと言い合う。この人と友達でほんとによかった。