通っていた幼稚園には、誰か偉い方の銅像がありました。周りは綺麗な芝生でピシッとしていて私はゴロリとする趣味がありました。目線を芝に合わせると色んなものがみえてきてしばらく足をぷらぷらさせながら見つめていました。ある暖かい日、いつも通りの五分刈り芝生にヒュン…ヒュンとピンクの細すぎる何かがでていました。目線を合わせると吃驚、小さ〜いピンクの花々が螺旋階段のように渦を巻いていたのです。今おもえば、花が好きになったスタートはここからのようです。もう一つ今更ながらですが、いつもいつもピシッと芝生にしてくださっていたのに捩花を切らずにいてくれたのだなーと。気がつけなかったし、もう何十年も前。ありがとうは気づいたらすぐに言おう