朝食とさくらんぼ

waldenはB＆B。
ブレックファースト＆ベット。。。
なはず。。
walden店主は
わたし、グラノーラを作ることに自信あるんです
マイコさんのグラノーラをつくる！
と言われ行くまえから楽しみにしていた
気持ちの良いログハウス
起きるのを見計らい宿の店主が
グラノーラやミルクを運んでくれる
ん〜夢ではないか
普段３分で賄いを吸込む私にとって
こんな贅沢な話はない
緑の森の中、ゆったりとブレックファーストタイムを
楽しもうそうしよう♪
ところがどっこい2日まえの事
メールがきた
walden店主は怪我をした
右手半分皮がむけた
木を削る機械で手を削った
おーう
店主が1人の場合
怪我や病気はなってはならないことＮｏ．ワンだ
痛いだろうし気の毒だが
私にとっても痛い話である
楽しみにしていたグラノーラは夢となり。。ん
とーいーうーこーとーはー
私が作るということだ！目を瞑った
だいたい私の行く先々には
こういう試練が用意されている
もう驚きはしない
塩をもったりハーブスパイスを持ったり
荷物は増えた

7/1から4の北海道はさむかった
walden店主の部屋にはコンロが１つ
私は毎日スープを作った
豊浦ポークとじゃがいもと緑のスープだったり
この日は
ビーツをメインに野菜たくさんのスープ
walden店主もさすがに悪いと思ったのであろう
ゆで卵を準備してくれた
私がくるにあたり、ゆで卵の練習をしたという。。
殻もむいてあり葫蘆の美しい皿に乗っている
怪我をした手で剥かれたそれに
少し潔癖な感情も出てきたが
健気さを強調して思うようにした
ビーツのスープはよそうと一層に際立った赤
そしてこのwaldenはドアを開けたらハーブが其処彼処に
美しさは植物がつくる
人ではないなとあらためて思った
全てのことはさておきな朝食を2人で食べた
しばらくして
waldenのInstagramをみたら、この朝食風景が載っていた
私が作った事を何も感じさせない
自分をプロデュースする力と才能にあっぱれである
さあ、良い天気
今日はさくらんぼを摘みに出かける

洞爺湖にいちばんちかいさくらんぼの畑
ポッカリ浮かぶ四つの島をながめながら
さくらんぼをいくつもいくつも口へ運ぶ
桜の木は一年中美しい
春にはピンクの花びらでいっぱいになり
夏には緑と赤のコントラスト
秋は紅葉がたのしめ
冬は雪枝のアート作品となる

この背中この方はwalden店主のあしながおじさん
本当の長さは知らないが私も大変お世話になりました